HIGH SCHOOL
GRADUATE 高卒採用

ソロバンを小学生の頃にやっていたので、数字を扱う仕事につきたいと漠然と思っていました。管野組を知ったのは高校の進路相談の時。私の地元、丸瀬布で歴史ある企業だということと、小学校時代の友人の父親が実は管野組の社員だったことから就職を決めました。私の密かな目標は30歳までに1000万円を貯めること（使い道は内緒です！）。だから、地元に残ったほうが貯金しやすいと考えていたことも事実。「丸瀬布は何もない」とよく言われますが、遊ぶ場所がないから仕事に集中できるし、お金を貯めやすい。何より、「この会社なら地元に恩返しができそう」と感じたのが管野組を選んだ最大の理由です。お金のことだけで選んではいません（笑）。

経理とあわせて人事の仕事も担当しています。地元高校で開催した企業説明会では、自作のスライドを使って発表したのですが、「自分と年齢の近い人は、こうすると興味を持ってくれるのでは…」と考えて、自分なりに工夫しました。前任者が作ったものをベースにしつつ、写真を増やしたり、説明内容を変えたり、プライベートの話を織り交ぜたり、とアレンジ。結果、学校から好評で、5名の高卒者採用につながったのはちょっとした成功体験となりました。他にも、私の提案がきっかけで会社支給のケータイをガラケーからiPhoneに切り替えたこともあります。入社したての若者の意見だって、会社がちゃんと耳を傾けて動いてくれるのは、すごく嬉しいですね。

学生時代の友人と会って職場の話をすると、自分の環境が恵まれていることを感じます。社長と取引会社との打ち合わせに同席して意見を述べたり、採用活動にSNSを導入することに挑戦したり、ベトナム出張に行ったり。若くして色んな経験を積ませてもらっています。特に仕事で海外と接点を持てているのは、すごく貴重なこと。当社が採用に力を入れているベトナムは、もうすぐ日本の人口を超えるとも言われているほど勢いのある国。訪問するといつも刺激を受けます。2030年にはベトナム進出という目標を管野組は掲げているので、そこに携わっていきたいですね。年齢や立場に関係なく、やってみようとする人には任せてくれる風土がありますから。

体を動かす仕事をしたかったんです。というのも、じっとしているのが苦手な性分。さらには、とにかく電子機器を扱うのが苦手で…。スマホも、高校時代に周囲に勧められてようやく持ったくらい。黙々とパソコンでデスクワークをこなす仕事は向いてなさそうだなと考えていました。管野組を知ったのは学校で行われた企業説明会です。外で身体を動かして働けるのなら、自分に合いそうだなと思ったんです。話をしてくれた常務がニコニコ笑っていたのも印象的でした。ただ、入社後に落とし穴が…。仕事で使う測量機械が電子機器だったことです。先輩が根気強く教えてくれたおかげで徐々に使えるようになり、今は自分の成長を感じています…（笑）。

入社した年から国道238号線の拡張工事に関わりました。木々が生い茂る状態から、徐々に道が完成していく様子は感動の一言。普段何気なく目にしていた道がこういうふうにできあがっていくんだ！と強く印象に残っています。現場で私がついたのはヒエウさん。4年先輩のベトナム人でとにかく爽やか。教え方もやさしくて、数字に強い。尊敬しています。そんな先輩に追いつくためにも、2024年春から札幌の土木の専門学校に通っています。期間は１年。会社が学費を負担してくれて、かつ給料ももらえるのはありがたいです。この制度があったことも管野組を選んだ理由のひとつでした。しっかり勉強して、2級土木施工管理技士を取るのが今の目標です。

趣味はアニメなんです。好きなジャンルは学園青春もの。高校二年生の時に初めて見たのがきっかけでハマりました。キャラクターの中に「推し」がいて、そのイベントなどが本州で開催されるとなると、休みを利用して遠征しています。「推し活」のために仕事を頑張っている、とも言えます。仕事とプライベートのどっちが大事、とかではなく、どっちも大事。管野組ではそれを実現できるのがいいですね。今のところ社内にアニメ好きはいません。だからといって、周囲から趣味についてどうこう言われる雰囲気はまったくなし。それぞれを尊重してくれる社風です。ただ、同じ趣味の話し相手は欲しいので、アニメ好きな人の入社、私は大歓迎です（笑）。

入社１年目の私が任されたのは、現場の写真撮影やそのデータ整理。工事前から完成時まで現場の様子を撮影して、記録に残すのが仕事です。もともと建設業界に入りたい！と思って入社したわけではなかったので、建築の知識はゼロ。でも、この撮影のおかげで、どんな工程で建てていくのかわかって、建築への興味もどんどん湧いてきています。例えば、紋別高等養護学校の改修工事の現場に入った時のこと。壁が凸凹でヒビが入っている状態だったのですが、左官職人がモルタルを塗ってキレイに仕上げていきました。その手順を写真に収めるのは勉強になるし、美しく整っていくのが何より気持ちいい。自分がやったわけじゃないんですけどね（笑）。

生まれも育ちも遠軽です。親に負担をかけたくないから進学はせず、就職を希望していました。それも地元で働きたかったから、管野組を選びました。子どもの頃からプラモデルのように時間をかけてモノをつくることが好き。建設関係の仕事は自分にあうかも、と思ったんです。ただ、「建設会社の人って怖そう…」というイメージがあったのも事実。でも、いい意味で裏切られました。上司や先輩はみんな優しいです。あと現場の職人さん達も気さく。自分は「褒められて伸びるタイプ」、正確にいうと「褒められて調子に乗るタイプ」。厳しく指導されて成長したい！みたいな人には合わないかもしれませんが、自分にはこの会社の社風はすごく合っています。

2024年春から登別にある日本工学院専門学校へ通い、建築のことを学んでいます。期間は２年間。2級建築施工管理技士の資格を取るのが目標です。高校卒業まで実家で暮らしていて、入社後は丸瀬布の社員寮にいたので、初めての一人暮らし。自由に時間が使えるのはいいですが、そのぶんしっかり勉強しないといけないですね。学費を負担してくれて、しかも給料まで出してくれる会社に迷惑をかけるわけにはいかないので。同期の辻くんも同じ時期に札幌の土木の専門学校で学んでいます。同じ立場で話ができる同期が会社にいたのはラッキーでした。彼と近況をやりとりしつつ、まずは勉強を頑張ることが今の自分たちの「仕事」だなと思っています。