UNIVERSITY
GRADUATE 大卒採用

大学時代、地元の湧別町に帰省するたび、社会人・学生の混合チームに混ぜてもらってバレーボールをやっていました。就活が始まった頃、チームの梅田さんに「管野組っていう会社を見学したんですけど…」なんて世間話をしたら、「え、うちの会社に興味あるの？」という反応。実は梅田さん、管野組の社員（現専務）だったんです。大学で建築を学びながらも、具体的な進路が見えていなかった当時の私。梅田さんの存在もあり、管野組へ入社を決めました。こんな経緯で入社したので、就活生にあまり偉そうなことは言えません（笑）。そんな自分を受け入れて育ててくれた会社に恩を感じています。だから、会社に貢献したいと素直に思いますね。

入社して任された施工管理の仕事は、私の性に合ってました。管野組が手がける建物は特定のものだけではなく、住宅・店舗・マンション・道の駅・サケやマスの孵化場の池など多岐に渡ります。扱う工法も鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造など幅広い。ここが当社で施工管理として働く醍醐味だと思っています。また、上司や先輩、後輩に恵まれていますね、本当に。入社直後から、困ったらすぐ相談するようにしていましたが、みんな嫌な顔をせず丁寧に教えてくれます。学生時代の友人たちから他社の話を聞きますが、どこも大変そうな印象。人間関係の不満が全くないので、「万が一自分が他社に行くことになったら怖い！」とさえ思っています。

趣味はとにかくバレー。「毎日プレーしたい！」と思うほどです。恥ずかしながら入社後しばらくは、「いかに定時に終わって、バレーをするか」ばかり考えていました…。それが入社3年目の時、梅田さんから「今はバレーより仕事を優先しないと」と助言されたことが、ものすごく響いたんです。「あ、マズい…」って。そこから資格の勉強にも精を出すようになり、変わりましたね。最近、梅田さんと一緒にバレーボールの男子チームを立ち上げました。私も選手の一人。地元スポーツを盛り上げるため、管野組がスポンサーとしてついてくれたので、ユニフォームに社名が入っています。こうやって社員の活動を会社が応援してくれるのは嬉しいですよね。

地元旭川の高校と北見の大学で土木を学び、管野組に入社しました。全国規模の大手に就職した高校の同級生もいたのですが、彼らから「全国の現場を担当するため、転勤が多く大変だ」と聞いていたのです。それで会社を辞め、地元に戻った友人もいます。だから私は、会社の規模感、つまり地元に根ざして仕事ができる、程よい大きさの会社がいいなと思っていました。まさにそこに合致したのが管野組。丸瀬布は帰省の際によく通っていて、馴染みがあったことも大きかったです。狙い通り、入社後はこのエリアで仕事ができていますし、仕事の規模が小さすぎることもありません。自分にフィットする会社と仕事に出会えたと思っています。

高校、大学と土木を学んできたものの、実際の仕事はやはり別物。日々勉強です。当社の土木の仕事は主に公共工事。河川や道路工事が多いんです。そんな中、海の港湾工事という、管野組にとっては珍しい案件があり、それに携われたのは良い経験になりました。上からやりたい仕事について希望を聞いてもらえる機会はあります。会社が大きすぎないので、比較的自分の意見が通りやすいのではないでしょうか。これまでは補助として現場に入ることが多かったのですが、今後は大規模な現場も担当できるようになりたいですね。これも会社の規模を考えると、若いうちから責任感あるポジションを任せてもらいやすく、成長できる環境じゃないかなと思います。

現場には、やっぱり怖そうな人は多いです（笑）。でも、実際は全然怖くなく、おしゃべり好きばかり。だから、まずは挨拶ですね。かたや社内に目を向ければ、10代もベテランも外国人もいます。相手にあわせて伝え方を工夫するようになりました。自分の成長を感じるのは、このコミュニケーションの部分かもしれません。休みは基本インドアです。普段仕事でいつも外に出ている反動でしょうか。社員寮でゲームをしたり映画を見たり、のんびりしています。最近ハマっているのはフルーツやスイーツのお取り寄せ。実は甘党で、特にショートケーキやバウムクーヘンが好物。丸瀬布に店は少ないですが、今ならネット通販で何でも楽しめるのはいいですね。

私はベトナム出身。母国の大学で都市計画を学んでいましたが、日本の建築を学ぶ授業が転機になりました。そこから日本で働くことに興味が湧き、日本語学校で学ぶことに。その学校主催の採用説明会にやってきたのが管野組だったんです。大学で建築や土木を学んでいなくても、未経験から成長できる環境に惹かれ入社を決めました。当然、丸瀬布なんて未知の場所。でも、入社前に訪問した際、豊かな自然を見て、「自分の田舎と同じだ！」と感じ、不思議と安心したことを覚えています。現在の所属、システム管理部は安全管理や契約関係が主であるものの、私は自ら手を挙げて、入札時の見積作成、土木の測量など様々な経験を積ませてもらっています。

管野組で一番印象に残っているのは入社3年目にしでかした、とんでもないミスです。私が図面の数字を間違えて読み取り、工事をやり直すことに…。「自分はもう図面を理解できている」という慢心が原因でした。重い処分を覚悟したのですが、周囲からかけられたのは、「人間だから間違うのは仕方ないよ！」という励ましの言葉。誰も私を責めたりしませんでした。管野組で働いていて良かったなと思いましたね。この恩を返すためにも、まるごと一人で現場を任せてもらえる施工管理になるのが目標です。土木と建築、両方できることが私にとっての「専門家」、プロです。それを追求しないのなら、ここまで日本で頑張ってきた意味がない！とさえ思っています。

2023年から、研修の一環で日本語学校のオンラインレッスンを受けられるようになりました。私の来日した頃と比べると、会社として徐々に外国人を受け入れる環境が整ってきたと思います。私が個人的にやっているのは、ベトナム人の同僚を集めて週1回程度パーティーを開催すること。現在会社に在籍しているベトナム人は総勢6名。私より社歴が浅い人たちが相談できる場をつくりたいと思って企画しました。みんなで協力しあって頑張りたいですね。2030年までにベトナムへの進出を計画している管野組。ぜひ私もプロジェクトに関わりたい。それも帰国するのではなく、ベトナムと日本を行き来しながら仕事をするのが理想！私、日本の仕事が好きなんです。