建築部
草地整備(公共牧場)はまなす第1地区育成舎5
工事説明 | 北海道紋別市、沼の上には広大な草原がある。ここに将来の酪農を担う公共牧場が建設された。自然環境に配慮し主要構造はカラ松である。カラ松丸太の風合いがこの大地のエネルギーと共生している。カラ松は堆肥による腐食に強い木材である。 土間にも自然との共生が活かされている。「ライムケーキコンクリート」という特殊なコンクリートが使われた。このコンクリートは製糖工場から廃棄されたライムケーキを混入させ滑りにくく、足への衝撃を緩衝する。さらに熱を伝えにくいため家畜にやさしいコンクリートである。 |
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